ワタミがコムスン買収に自信
ワタミの渡辺社長が会見、コムスン買収に自信
コムスンなどグッドウィル・グループ(GWG)の介護事業の買収を目指す居酒屋チェーン大手ワタミの渡辺美樹社長が20日、朝日新聞のインタビューに応じた。コムスン立て直しは十分可能としたうえで、買収にあたっては「コムスン従業員よりも介護施設の利用者にとって何が最適かを重視したい」と語った。
ワタミは、全国約450社が加盟する「『民間事業者の質を高める』全国介護事業者協議会」(民介協)と共同で事業取得を目指している。一方、業界最大手のニチイ学館などが一括受け入れを目指しており、争奪戦になっている。
渡辺社長は「事業を行っていない地域で訪問介護事業をやるのは無理だ」と、一括譲渡にこだわるGWGやニチイを批判。一括譲渡を求めるコムスンの労働組合についても「賃金を保証して欲しいなどの要望は聞く」としながらも、「かかわるつもりがない」と距離を置く姿勢を示した。
厚生労働省については「世論を意識するだろう」と指摘。「労働者か利用者か、といったら、私は利用者の側に立つ」と語り、利用者の視点を強調することで買収交渉を有利に運ぶことができるとの考えを示した。
資金繰りについては「すでに4~5のファンドから十分な資金提供の申し出がある」と明らかにし、「ファンドには利回りを約束する。事業は私が責任を持つ」と自信をみせた。
一方、「民介協内に監査チームを設置し、事業者の抜き打ち監査を実施する」とも述べ、法令順守の態勢を強化する考えを表明した。
(朝日新聞 より)
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